故宮の北、中国美術館近くの胡同にある“劉宅食府”に伺ったのは金曜の夜、お店は順番待ちのお客さんが列をつくるほどの賑いでした。広々とした店内は、北京の伝統的建築様式・四合院を改造したもので、料理好きのオーナーが長年の主婦経験と経験を重ねて作り上げた料理の数々を味わう事ができます。
北京料理は、宮廷料理の流れと周辺の地域の料理が一体化して作られており、寒く乾燥する土地柄、油を多く使った濃厚な味付けの料理が多いのが特徴ですが、こちらでは油を少なめに作られているとの事、期待が膨らみます。
私たちは、まずスープ・ (12元)を注文しました。
(gedatang)は、日本でいう“すいとん“で、小麦粉を主食として用いる中国東北部で広く親しまれている一品です。 は小麦粉を水でこねて豆粒ほどの大きさにしたもので、この他ホウレン草、トマト、白菜、溶き卵などが入っており、味付けはあっさりコンソメ味と塩コショウがベースとなっています。仕上げに使われる少量のごま油がまろやかな香りを放ち、食欲をそそります。食感はとろ〜っとしており、食べ応えのあるスープでした。 は、時間が経つごとにスープを吸って大きく膨らむので、熱いうちにどうぞ。
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